2022年7月8日
スタッフ・リポーター
ダラムサラ：中央チベット政権のペンパ・ツェリン主席大臣は、日本の安倍晋三元首相の悲劇的な死に際して、昭恵夫人宛に弔書を送り、心からの哀悼の意を表し、祈りを捧げました。
主席大臣は弔書にて、「中央チベット政権と世界中のチベット人を代表して、日本の元首相であり、あなたの愛する父君である安倍晋三氏の早世に、深い哀悼の意を表します」と記しています。
さらに、無分別な暴力行為によってこの世から氏が奪われたことを嘆き、「突然のことで、なんと申し上げてよいのか言葉もございません。先見の明を持ち、確固たるリーダーであった安倍晋三氏が亡くなられたことは、この世界における大きな損失であると、世界中のチベット人が強く感じています。ご主人はチベット人の長年の友人であり、超党派の『日本チベット議員連盟』の設立に多大な貢献をいただくなど、ご生前にはチベットの自由のために多大な支援を賜りました。私たちはいつまでも深い感謝の念とともに氏を忘れることはありません」と述べた。
「氏の偉大な功績は今後何世代にもわたって生き続けることでしょう。この悲しみに満ちた時にも、私たちチベット人は、昭恵様とご遺族、そして日本の皆様に寄り添い、共にあります。心からお悔やみ申し上げます。」と結んでいる。
（翻訳：S.Suzuki）