2024年9月13日
東京：日本と韓国のチベット人は、できるだけ多くの人が参加できるよう、祝日でもあり日曜日でもある今日、チベット民主化64周年を祝った。東京のチベット人は直接、会場に足を運び、韓国のチベット人はオンラインで参加した。
ダライ・ラマ法王は1959年に亡命して間もなく、チベットの政治を民主化する計画を実行に移した。64年前、チベット人の最初の代表者が選出され、今年はチベット民主化64周年にあたる。今日、世界中に離散したチベット人たちは世界で最も成功し、活気のある民主コミュニティの一つとなり、中国共産党が見習うべきところがある。
チベットハウス・ジャパンのタシ・ヤンゾム氏は参加者を歓迎し、イベントの司会を務めた。
アリヤ・ツェワン・ギャルポ代表と在日チベット人コミュニティのテンジン・シェラブ会長はダライ・ラマ法王の肖像画に礼拝し、カタを捧げ、続いて参加者全員で、チベット国歌と、民主主義の歌であるマングツォ・グサル・ブザドの斉唱が行われた。
アリヤ代表は、カシャグ（内閣）と、この日の議会のメッセージを簡単に説明し、民主主義の重要性と、ダライ・ラマ法王がいかにして民主主義制度を育み、チベット社会に与えたかについて語った。または、偏見を持たず民主主義の規範を正しく守り、自分の義務を果たすことが、チベット人がダライ・ラマ法王に捧げることのできる最高の贈り物であると助言した。そして、米国の法案「チベット・中国紛争解決促進法」について説明し、最近の韓国訪問について報告した。
在日チベット人コミュニティ会長のテンジン・シェラブ氏、チベットハウス・コリアのゲシェ・ナムカ氏、韓国チベット人コミュニティのゲシェ・テンジン・サンポ氏は民主主義の重要性について話し、それぞれの地域におけるコミュニティのさまざまな活動の最新情報を伝えた。
参加したチベット人たちは、ダライ・ラマ法王の90歳の誕生日の祝賀行事や、新しい作業委員会の選出など、他の問題についても議論した。また、チベット人コミュニティを活発にし、日本人や他のコミュニティのメンバーと協力して、社会的・文化的イベント祝ったり企画したりする方法についても話し合った。
-ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告
（翻訳：ヤーマ・キリーク）