ニュース

ニュース

最新ニュース

これから開催するイベント

チベットハウス・ジャパン、 在日米国大使館に「チベット・中国紛争解決促進法」成立への感謝

Print Friendly, PDF & Email

20241016

米国大使館首席公使とチベット代表団

東京:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ・ツェワン・ギャルポ代表、チベットハウス・ジャパンのスタッフ、在日チベット人コミュニティのメンバーらは、20241011日、東京の在日米国大使館を訪問した。一行はキャサリン・E・モナハン首席公使と面会し、今年7月に「チベット・中国紛争解決促進法」が制定されたことに対する在日チベット人の感謝の意を米国政府に伝えた。

アリヤ代表は、「在日チベット人全員と事務所のスタッフを代表して、チベット問題の解決と、チベット政策の明確化に対する米国政府の継続的な支援に感謝します」と述べ、法案に署名しているジョー・バイデン大統領の写真立てを記念品として贈呈した。写真立てには「チベット・中国紛争解決促進法を可決してくださった米国に感謝します」というキャプションが添えられている。

アリヤ代表は、モナハン首席公使と大使館スタッフに対し、米国の「チベット・中国紛争解決促進法」が日本語と韓国語に翻訳され、両国の国会議員、政府関係者、知識人、メディアに提示されたこと、また、それぞれの政府に同様の政策を採用するよう訴えたことを報告した。

首席公使は、代表団の大使館訪問に感謝の意を表し、チベット人の気持ちを高く評価するとともに、チベットの正義と平和の大義に対する全面的な支援を約束した。大使館政治部のコリン・フィッシュウィック氏とメリッサ・オーウェンズ氏も同席し、自由と民主主義のために協力することを表明した。

代表団は、ダライ・ラマ法王とデズモンド・ツツ元大主教の著書 “The Book of Joy”、中央チベット政権(CTA)のビジョン・ペーパー、アリヤ代表の著書 Harnessing the Dragon’s Fume(日本語版タイトル:「チベットの反論」)など、チベット問題に関する書籍を公使と大使館スタッフに贈呈した。

キャサリン・E・モナハン首席公使とアリヤ代表
法案に署名しているバイデン大統領の記念写真フレーム

(翻訳:稲田かおり)