※詳細は随時アップデートします。

Tibet Festival Japan 2025
2025年5月3日(土)・4日(日)の2日間、東京・築地本願寺にて『チベット・フェスティバル・ジャパン』を開催いたします。
チベットの伝統文化や芸術、食、音楽を五感で楽しめる2日間。会場では文化ワークショップ、在日チベット人アーティストによる音楽ライブ、チベット料理のカフェ出店、写真展や映画上映、書籍・アパレル・グッズの販売など、盛りだくさんのプログラムを予定しています。文化を感じ、心に響く出会いの場として、ぜひご来場ください。
開催概要
イベント名 |
チベット・フェスティバル・ジャパン2025 |
開催日程 |
2025年5月3日(土)- 4日(日)
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主催
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チベットハウス・ジャパン / SAVE TIBET NETWORK
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お問い合わせ先 |
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会場 |
場所:築地本願寺 〒104-8435 東京都中央区築地3-15-1
※マイカーでのご来場はご遠慮いただき、公共交通機関でお越しください。 |
無料イベント:出展者 |
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有料イベント:スケジュール
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- 10:30〜12:00: 開会式・基調講演/1,500円
築地本願寺 代表者様 ご挨拶チベットハウス・ジャパン 代表 挨拶
講演:乾 将崇 氏 「21世紀の仏教徒:チベット仏教世界の世俗化を超えた科学化」
- 12:00〜13:30: ダライ・ラマ法王、カーラチャクラ、チベット仏教を写真とともに語る」
講師: 薄井 大還 氏 /1,500円
- 15:00〜16:30:「チベット瞑想の紹介と実践」講師:テンジン・ウセル 師/ 1,500円
- 17:00〜18:30: チベットコンサート&ゴルシェ(チベット・サークルダンス)(1)/3,000円
出演:テンジン・クンサン 氏 ゲニェン・テンジン 氏
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- 10:30 – 12:00: 「 Exile stories(亡命物語) 」講師:カルマ・ドゥンドゥップ氏/1,500円
- 13:00〜14:30:「チベットの近現代―苦悩の中の変容とグローバル化」講師:平野 聡 氏/1,500円
- 15:00~16:30:「日常生活に活かす/生きる仏教 日本・チベット」講師:吉村 均 氏/1,500円
- 17:00~18:30 : チベットコンサート&ゴルシェ(チベット・サークルダンス)(2)/3,000円
出演:テンジン・クンサン 氏 ゲニェン・テンジン 氏 寺原太郎 氏
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有料イベント:チケット |
- 1日パス :各日6,000円
- 2日間パス :10,000円
- 先着80名様まで。チケットのご予約は、事前に下記いずれかの銀行へお振込みの上、お振込先とお名前、電話番号、住所、Eメールアドレスをメール、電話、FAXのいずれかで必ずお知らせください。当日、ご本人確認の上、会場受付にてチケットをお渡しします。お振込みは4月28日(月)までにお願いします。
- チベットハウス会員の方は、2割引の価格でご入場いただけます。会員の方は、お申込みの際に、その旨をお知らせください。
- ゆうちょ銀行
口座記号番号:00100-1-89768
加入者名:チベットハウス
- 三菱UFJ銀行
支店名:新宿通支店(店番:050)
口座種別:普通
口座番号:2999213
口座名義:特定非営利活動法人 チベットハウス・ジャパン
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登壇者・出演者プロフィール
テンジン・ウセル |
1990年12月、インド・カルナータカ州にあるデプン寺ロセリン学堂に入学。約22年間にわたり仏教哲学の研鑽を積み、2012年12月に哲学博士号(ゲシェー・ハランパ)を取得。その後、2013年2月にギュメー密教学院(同州)へ進学し、2014年2月に修了。
2014年から2015年にかけては、デプン寺ロセリン学堂にて仏教哲学教師として後進の指導にあたる。2015年11月に来日し、高野山大学密教文化研究所の受託研究員として研究活動を開始。2017年4月より同大学で非常勤講師を務め、2018年4月には密教文化研究所の専任研究員に就任。2020年4月より文学部特任准教授、2023年4月より同特任教授として現在に至る。 |
平野 聡(ひらの さとし) |
東京大学大学院法学政治学研究科教授。
1970年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学、日本学術振興会特別研究員を経て、2003年から東京大学法学部助教授(アジア政治外交史担当)、2014年から教授。主な著書は『清帝国とチベット問題』(名古屋大学出版会)『大清帝国と中華の混迷』(講談社)、『「反日」中国の文明史』(筑摩書房)がある。 |
薄井 大還(うすい たいかん) |
1940年東京都八王子市生まれ、東京工芸大学卒、桑沢デザイン卒。小学館写真部入社(皇室及びファッション担当)を経てパリ留学。帰国後ファッション及びコマーシャル写真を手がける。マザー・テレサやダライ・ラマ14世、ネルソン・マンデラ、アウンサン・スーチンなどノーベル平和賞受賞者や世界の要人を撮り続け、「激動に生きる顔」写真展で日本芸術文化振興会、韓国国際文化交流基金を受ける。2007〜2011年ダライ・ラマ法王のオフイシャル・カメラマンを勤める。 |
吉村均(よしむら ひとし) |
1961年東京生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了。チベットの諸師に顕密の教えを学ぶ。公益財団法人中村元東方研究所専任研究員。著書に『チベット仏教入門』『空海に学ぶ仏教入門』『日本人なら知っておきたい日本の伝統文化』共にちくま新書、『インド・チベットの伝統を踏まえて日本仏教を読み直す 空海・道元・親鸞』北樹出版(近刊)ほか。
HP https://hitoshi-yoshimura.wixsite.com/home |
乾将崇(いぬい・まさたか) |
東京大学文学部インド哲学仏教学研究室学部4年。2003年兵庫県生まれ。2016年、清風中学在学中にダライ・ラマ14世に謁見し、チベット仏教研究を志す。2022年、東京大学進学と同時に、チベット語や仏教の勉強をはじめる。2024年、高野山で四度加行を成満。2024年、文部科学省トビタテ!留学JAPAN第16期に採用され、インドのチベット密教僧院(ゲルク派)・ギュメ学堂に留学。帰国後は、世界各地にあるチベットコミュニテの事情やマクロな宗教学的な視野に関心を持っている。 |
カルマ・ドゥンドゥップ |
チベット人写真家。ソフトウェアエンジニア課程を修了後、デリーにて映画製作学科を卒業。著名なファッションフォトグラファーの下でスタジオ勤務を経験。イベントやスタジオ写真など様々な技術を磨いた後、インド全土を横断するプロジェクトにカメラマンとして同行。横断中に感じた急激な近代化により変わりゆく伝統と、ひしめき合う様々な民族と多面性を今写すべく旅に生きる写真家。各地で写真と映像を残すことに明け暮れる。現在これまでの作品を写真展カルマコレクションとして発表中。 |
寺原 太郎 |
バーンスリー奏者。91年より巨匠ハリ・プラサード・チョウラスィア師の弟子である中川博志氏に、96年より巨匠ニキル・ベナルジー師の愛弟子H.アミット・ロイ氏に師事。06年より継続的にオーストラリアWoodford folk festivalに出演。07年坂本龍一プロデュース「ロハス・クラシックコンサート」出演。
映画「るろうに剣心」(2012、2014)、スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」(2015)、NHK朝ドラ「舞いあがれ!」等で挿入曲を演奏。国内外で演奏活動を行う。2016年より都賀のギャラリーで「世界音楽紀行」をナビゲート、ワールドミュージックフェスティバル「オンガクノムラ」企画。インド古典音楽の深い理解に基づく、叙情的かつダイ ナミックな演奏で、各方面より高い評価を受ける。http://srgmtaro.jimdo.com/ |
テンジン・クンサン |
チベット難民2世としてインドで生まれる。チベット亡命政府により設立されたチベット舞台芸術団Tibetan Institute of Performing Arts(TIPA)に所属し、歌唱、舞踊、楽器演奏、オペラ等の専門的なトレーニングを積み、多様なチベット伝統芸能の文化と心を伝えるチベット人アーティスト。 伝統に基づいた端正な演奏と、透き通る伸びやかな歌声は聴くものをチベット高原へと誘う。
2010年、来日。2016年台湾の国立故宮博物館のチベット展オープニングセレモニーにて演奏。 2017年、1stソロアルバム「Prayers of Snow Lion, Sounds of Wind Horse 雪獅子の祈り、風の馬の音」を発表。
日本人とチベット人で結成されたチベットポップスバンド、KIKISOSO BANDではヴォーカル、ダムニェン、二胡、バンスリなど演奏の他オリジナル曲も発表。
2022年、NHK朝の連続テレビ小説「舞いあがれ!」のBGMとして演奏曲が使用された。長野県在住。 |
ゲニェン・テンジン |
チベット生まれ。幼少の頃インドに亡命、インドのチベット人寄宿学校(Tibetan Children’s Village School)で育つ。
南インドの大学で理学療法を修了した後、2010年に来日。チベット人寄宿学校でチベット伝統音楽に親しみ、素朴で暖かみのある音色を奏でる伝統弦楽器ダムニェンの弾き語りで、日本でも各地で演奏活動を行っている。
2015年よりチベットの文化を広めるべく、キキソソチベットまつりを主催。チベットと日本のコラボバンド、KIKISOSO BANDとしても活動中。茅野市在住。 |