2001年10月16日
ダラムサラのダライ・ラマ法王事務所から届いた情報によれば、ダライ・ラマ法王は、「最近の同地域における戦争勃発」のために、10月16日から予定されていたヨーロッパ訪問を中止せざるをえなくなったということである。
また、「チベット人同胞やわれわれの友人たちが心配しているばかりでなく、インド政府担当部署が法王の安全について懸念を表明して、このような危険で不安定な情勢下で法王が旅行するべきではないと警告しているためである。そのため非常に遺憾ながら、10月16日から予定されていた法王の(チェコ共和国、クロアチア、スロヴェニアを含む)ヨーロッパ諸国訪問を中止することになったものである」としている。