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(2012年12月15日)

中国共産党のチベットに対する60年にわたる強硬政策はなんらかわっておりません。これは中国政府によるチベット地域の豊富な天然資源の乱開発および搾取だけにとどまらず、人々の命を奪い、拘束・投獄し、拷問を行い、チベット人を長い間苦しめ続けております。

2008年以来、中国政府はチベット人への取り締まりをさらに厳しく強化し、多数の死者を出し、無数の人々に拷問を加えてきました。状況は日々、ますます悪化し、その結果、チベット人はチベット問題の平和的解決を要求するために次々と焼身抗議を行っております。国連と国際社会にチベットの人々の深い悲しみを知って欲しいと訴えております。2009年2月から2012年12月13日まで、チベット人による焼身自殺抗議が95名になっております。亡くなった方々は「チベットに自由を」「ダライ・ラマ法王万歳!」「ダライ・ラマ法王のチベット帰還」を叫び、焼身自殺をはかっております。

チベット亡命政権議会は、チベット国内の深刻な状況を受け止め、7月6日から世界規模で「真実の炎リレー」と署名活動をスタートし、2012年12月10日、ニューヨークの国連本部、ジュネーブの国連人権理事会およびニューデリーの国連事務所での声明文の読み上げをもって終了致しました。署名は世界90か国を超える国々から集められ、計357,000の方々から頂きました。

日本でも在日チベット人と日本人チベット支援者を中心に東京・横浜・仙台・大阪・広島などで、真実の炎のリレーと署名活動に行い、個人や団体の方々からご参加を頂きました。また、当事務所の管轄である東アジア地域(ソウル、マニラ、ウランバートル)からも署名活動に協力して頂いた結果、4か国で12,000を超える署名を頂きました。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表としておひとりお一人に感謝の念を捧げます。

合掌

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
日本・東アジア代表:ラクパ・ツォコ