2024年10月30日
東京:2024年10月26日、チベットハウス・ジャパンは毎年恒例となっている、3ヶ月間のチベット語とチベット文化の講座を終了した。このクラスは8月初めに始まった。
代表のアリヤ・ツェワン・ギャルポ博士は講座初日の挨拶で、このクラスの主な目的は、チベットの言語、歴史、精神文化を日本や他のコミュニティと分かち合い、チベット問題に対する認識を高めることだと述べていた。
チベットハウス・ジャパンのタシ・ヤンゾム事務局長は、最後に対面とオンラインの参加者に対し、チベット語とチベット文化の学習への関心と熱意に感謝の意を表した。また、受講生たちが無事に講座を終えたことをねぎらい、今後も日本やインドで開催されているチベット語講座に参加し、学習を続けるよう勧めた。
最終日のこの日、生徒たちはチベットの主食であるツァンパ(大麦粉)を用いた、「パ(ク)」(ツァンパを捏ねたもの)の生地の作り方を教わり、チベットのバター茶と一緒に味わった。今年の講座には、日本人とモンゴル人、合わせて14名が参加した。
参加者たちからは、チベット語やチベット文化に触れたことでチベットの精神文化をいくらか理解することができたという声や、瞑想やマントラの読誦をおおいに楽しんだという声が聞かれた。
チベット語の会話と読み書きのクラスは、アリヤ・ツェワン・ギャルポ代表の監督の下、チベットハウスのタシ・ヤンゾム氏とツェラ氏によって行われた。
―ダライ・ラマ法王日本代表部事務所による報告
(翻訳:稲田かおり)