1980年のラサ
今から三十五年前、チベットが初めて外国人にも開放され、私もラサを中心に撮影した。この時の取材で、貴重なポタラ内部の写真が撮れたことは素晴らしい経験だった。これが外国人の撮ったポタラ内部の数少ない写真となったからだ。翌年、私はこの写真を持ってダライ・ラマ法王を訪ねた。法王は、壊れた壁の写真を見て、少し悲しそうだった。
この時の写真を中心にスライドショーを開催します。
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1970年、学生運動のさなか、インド・ブッダガヤで暮らす。その地で出会った亡命チベット人たちの表情、生活感覚に衝撃を受ける。以来、中国のチベット自治区に6回渡航。チベット仏教・生活・風土を記録し続けている。苦難のチベット難民を背景で支えている仏教、死の文化の核心に正面から挑んだ。
主な写真集・著書に、『チベット』(毎日コミュニケーションス 1982年)、『私たちのシャングリラ』(佼成出版社 1985年)、『極限の高地 チベット世界』(小学館 1988年)、写真集『カイラース』(小学館 1996年)、『聞き書き ダライ・ラマの言葉』(NHK出版 2007年)、-他。