2024年10月3日

ダラムサラ：2024年10月3日、ペンパ・ツェリン主席大臣は、中央チベット政権およびチベット人を代表し、石破茂氏と自由民主党に選挙勝利を祝福する祝辞を送った。

祝辞のなかで主席大臣は、「日本は、ダライ・ラマ法王がインドに亡命された直後の1967年に日本を訪れて以来、一貫して法王とチベットの人々を丁重に歓待してくださった。法王に対して多くの人々が深い敬愛と尊敬の念を抱いている国である日本は、長年にわたり法王を何度も迎えてくださった。」と述べた。

また、自由、民主主義、法の支配を支持し、特にチベット、東トルキスタン、南モンゴルなどにおける中国の甚だしい人権侵害や弾圧に直面した際の、日本の人権擁護の揺るぎない決意をチベット人が称賛していることを伝え、「権威主義と自由の侵害に反対する日本の大胆な姿勢は、権利と自由を守る世界的リーダーシップの真の模範となる」と付け加えた。

さらに、「日本が、党派を超えて100人以上の議員を擁する世界最大の日本チベット国会議員連盟を主催していることも、チベットや亡命チベット人にとって大きな希望の源である。」と述べ、最後にペンパ・ツェリン主席大臣は、日本の新首相のリーダーシップのもと、チベットとチベット人への支援が継続されることへの前向きな見方を示した。

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(翻訳:稲田かおり)