2021年5月19日
インド、ヒマーチャル・プラデーシュ州ダラムサラ
米国国務省と台湾外務省は、CTA(中央チベット政権)の主席大臣にペンパ・ツェリン氏が選ばれたことを祝福した。彼は、最近の選挙で、シキョンとしてチベット政権のトップに選ばれた。
国務省スポークスマンの祝福のメッセージが、CTA選挙管理委員会が結果を発表した翌日、ツイッターに投稿された。〝アメリカ合衆国は、ペンパ・ツェリン氏が中央チベット政権(CTA)の次期シキョンに選ばれたことを祝福します。私たちは、世界中に散らばったチベット人をサポートするため、CTAの主席大臣の彼と一緒に働くことを楽しみにしています。″
昨年12月にチベット政策支援法2020が立法化されたことで、アメリカ合衆国政府は、世界中に散らばったチベット人の願いを表している正当な組織としての中央チベット政権(CTA)とCTAの主席大臣シキョンを正式に認めようとした最初の政府になった。
もう一つの注目すべき進展は、台湾の外務省もまた主席大臣に選ばれたペンパ・ツェリン氏を祝福したことだ。
台湾の外務大臣のジョセフ・フー氏は5月17日の書簡で心温まる祝福を述べた。〝シキョンに当選おめでとうございます。この結果は、再び世界に、自由で民主的なチベットを構築するため、チベット人のゆるぎない義務を表していますね。″
自治権を得るため努力するチベットの人々のレジリエンスや思いやりを称賛して、彼は、台湾とチベットが、〝民主主義と自由と人権の価値を分かち合い保護するために、共に働く信頼できるパートナーになろう″と言った。
台湾とチベットの人々の長期の友好関係を再び断言して、フー大臣は言った。〝我々の友情とパートナーシップは、相互の尊敬と平等の上に築かれています。あなたのリーダーシップの下で、チベットと台湾の密接で友好的な関係をさらに進めていくため、あなたとあなたの政権と一緒に働くことを楽しみにしています。″
(翻訳:のぶこ)