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神聖なるサカダワ月の15日目、チベット人と日本人が東京で祈祷会を開催

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2024年5月27日

チベット人と日本人が東京でサカダワ月の15日目を祝い、祈祷会を開催した

東京:2024年5月25日、東京のチベットハウスにチベット人と日本人が集まり、仏教暦で最も神聖な日とされるサカダワの満月の日(ツェパ・チョンガ)を、祈祷と講話でお祝いしました。

チベットハウス・ジャパンのタシ・ヤンゾム氏は、集まった人々を歓迎し、ダライ・ラマ法王の肖像にカタ(白い儀礼用のスカーフ)を捧げ、法王の教えがコミュニティにインスピレーションを与え、導き続けていることに敬意を示しました。また、サカダワがチベット仏教における最も神聖な月であることを強調し、参加者全員の出席と参加に対する感謝の意を表しました。

ポタラ・カレッジのクンチョク・シタル師は、仏陀の生涯について簡潔に説明し、サカダワは、ブッダ・プルニマとも呼ばれ、チベット暦の第4月の15日目に当たり、釈迦牟尼仏の誕生、成道(悟りを開くこと)、入滅を祝う、非常に尊ばれる日であることを説明しました。

さらに、この日の積極的な善行はその功徳が大きく増幅されると考えられていることを強調しました。この日は、多くの仏教徒が供物を捧げ、祈りを唱え、慈善活動、奉仕活動など、徳の高い活動に従事しました。

その後、参加者全員が1時間にわたる祈祷を行い、詠唱やマントラを唱え、祝福を呼び起こし、精神的な調和を図りました。祈祷の後、クンチョク師と早稲田大学の石濱裕美子教授が、参加者からの質問に答えました。

祈祷会は、お茶、クロワッサン、ツォグ(供物)の配布で締めくくられました。

多くの人々がこの神聖な日に宗教的行為を行うことに深い満足感を感じ、家族のために用意されたツォグを持ち帰ることに感謝しました。

—ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からの報告

オリジナル記事


 (翻訳:ヤーマ キリーク )